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グリニッジその2 [旅行]

この時期ロンドンは日中の気温は30度以上あったらしく、この日も泣けてくるほどの良い天気で、それはもう暑かったです。
グリニッジ天文台は小高い丘の上にあるので、長くはないけれど勾配の急な道を登るのはちょっとした苦行でした。
往きも帰りも見かけたのが、短い草に覆われた斜面を爆笑しながら転がり落ち競争をしている子供達、しかも多数。この斜度でよくやるなあ、とそのパワーに脱帽。


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グリニッジ [旅行]

今年の6月~7月にかけて、ロンドン、オーストリア、ドイツを旅行しました。
随分時間が経ちましたが、やっと写真もまとめられたので、簡単な旅行記にしてUPしたいと思います。つい思い入れが強くて、長々と書いているところもありますが、どうぞ読み飛ばして下さいませ(汗)

 

*********

ロンドンは日本から欧州への入り口として、最初と最後に滞在しました。来るのが3回目なのでそこそこ慣れてきて、ある程度自由に動き回れる感覚でラクです(でもこういう時こそ気のゆるみから来るアクシデントに要注意なんですよね)
6/22に到着しその日は寝て、6/23は美術館&ぶらぶら歩き、6/24はグリニッジに行きました。

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新しい教室 [ピアノのレッスン]

B先生の初めてのレッスンは、先日台風の影響で関東が大雨に見舞われた日でした。
家の前の道は水浸し1歩手前の雰囲気。風で電線が左右に前後になびいてます。
普通だったらキャンセルしそうな状況、かなり気持ちが萎えてきましたが、初回のレッスンとあらばそれも出来ません。何事も最初って肝心ですものね。

先生宅の前に立ったときにはびしょ濡れヨレヨレ状態でした(汗  「なんかもう、すいません」とお詫びしながら上がらせて頂きました。内心「どこが最初が肝心なんだ」な私・・・
レッスンの前に、淹れて下さったお茶を頂戴しながら色々お話をしましたが、この時点でなんか結構面白い方だなという感触♪

そしてレッスン開始。事前に先生から「好きな楽譜を持ってきて下さいね」とメールがあり、すごく迷った挙句ショパンのノクターン第2番に決めました。これは5月の発表会で弾いた曲なんですけど、まだ全然納得出来ていなくて、イチからやり直したかったのです。 よって、今迄やっていた「月光」は当分おあずけにします。

イチからやり直したかったので全然練習していきませんでしたら、「じゃあ、まず弾いてみて下さい」と言われて焦りまくる。
やおら弾き始めると―あれ?何でこんなに楽譜が見辛いのかな?鍵盤から目を上げるとすぐそこに楽譜が・・無い??
そうそう、グランドピアノの譜面台はアップライトのよりも高くて遠い位置にあるのよね。最前列で映画を観た時のように首が疲れる、とゆーか、首の角度のベスト位置ってどこ??
ひえー不慣れだよ~(前の先生の所はアップライトだったので)
・・ただでさえ下手なものを、その上ミスタッチしまくりました。
続いて、「この曲の調性は何ですか?」と聞かれて、また真っ白。「この曲は」・・・知ってるのに出てこないよ~。簡単な裏技も思い出せない~っ。何だかこれって動揺してるわ私・・。因みに変ホ長調ですね。私のお気に入りの調性なんです。とほほ。

しかし、とほほな気分になったのはこの時だけで、すごく楽しいレッスンだったんです。
B先生は曲を弾くのに必要なテクニック、練習方法、曲想の掴み方、聴かせ方、を最初からたくさん説明してくれるのです。ただ先生の弾き方を教えてくれるだけではなくて、考えさせてくれて、こういうやり方も別のもありますよ、とすごくイメージを膨らませてくれるというか。
たとえ方がお上手で、「ここは女性が『きゃーショパン素敵ぃ~』って叫ぶところよ。気持ちをくすぐるような感じでね」とか「始めの音はちょっと硬く、次の音はふわっとね。ジャムの瓶と中身みたいな感じ」とか、も の す ご く 分かり易いです。
で、「こんな感じの音は出せる?」という感じで弾いて見せてくれながら、私の音の出し方を直してくれて、出来なければどうすれば出るのかを教えてくれます。 そのたびに席を交替したり、良く動いた1時間でした。

今迄の先生のレッスンは全く違いました。先生はずっと私の右側に座っていらして、そこからちょこちょこと注意を出したり指導されたりするだけで、曲の解釈やぺダリングについて私が訊ねても、「そういうのは全部さらえるようになってからでいいのよ」という具合。
これが私には合っていなかったんですねぇ。曲の意味や演奏の方向性も不確かなまま、指の練習だけただ繰り返すなんて、私には到底無理です。あまつさえ、自分で考えてみて「こうじゃないでしょうか?」って持ちかけても「それはもっと後でね」と返ってくるのですから、徹底されてます~。
これが憂鬱だったんです・・・

B先生の先生のポリシーは ”たとえ自分が10年20年かかって体得したものであっても生徒には惜しまず与える” なんだそうです。う~ん、太っ腹ですよね。
そうは言っても、プロが長い時間かけて会得したものを初心者がすぐに理解・実践できる訳はないし、宝の持ち腐れになる恐れの方が大きいかもしれません。でも、この先にいつか「そういう物が有る」という事を知るのは、前進する非常に大きな原動力になると思います。少なくとも私にはそうです。
はるか何万光年先の銀河の存在だって、知っていれば望遠鏡を覗く楽しみが全然違いますよね!

そんな訳で、1回で10回分のレッスンていう話、あながち誇大広告でもなかったなーというのが現時点での感触です。今やる気がみなぎっちゃっていますもの。
今後のレッスンがとっても楽しみです♪


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ピアノ教室を変えるまで [ピアノのレッスン]

かなり久々の日記です。
旅行に行ったのでその旅行記を書きたいな~と思っていたのですが、自分で心配していた通り、なかなか書けません。せっかくだから写真と一緒にUpしたいのですが、その写真がいまだに整理できていません^_^;

さて、標題のことですが・・。今迄習っていた先生とは、最初の頃から「なんか違う・・?」という印象があったのですけど、続ければ続けるほどその印象が拡大する一方だったので、8月頃から別の先生を探していました。
主な原因は、いわゆる性格面での相性と、自分の望む教わり方が出来ないということです。続けて通っていく内に気持ちが通じて話合いが出来れば改善していくだろうと思っていたんですけど、うーん、駄目でしたわ^_^;   ―でも自分の単なるわがままだったらいけないので人に相談してみたりもしたところ、全員から「それは辞めた方がいいよ」と言われたので、決意したんです。

新しい先生を探すにあたっては、自力と紹介によって知った2つの教室で体験レッスンを受けてみました。そうしたら困ったことに、甲乙付け難い事態になってしまいました。どちらの先生の考え方・指導法にもそれぞれに共感したり惹かれるところもあって・・。可能ならばどちらの教室にも通いたい!なんて。
でも経済的にも時間的にも、精神的キャパシティの面からもとても無理です。

実は私、自他共に認める優柔不断です。その為日常的なポリシーは「迷ったら、取らない・買わない」なのです。そうしないと物事が進みませんので・・(汗)
だけど教室選びはそうはいかないです。とにかく先生が必要なんですから!どうしてもベターな方を選ばなきゃ~。

A先生は・・・カルチャーセンターでも教えているので大人ののんびり型レッスンの指導に慣れてる。でも30代はまだまだ伸びる年齢だから、基礎からみっちりやり直せばもっとずっと上達するわよ、とのこと。体験レッスンでも結構本気の指導。グイグイ引っ張っていってくれそうな根アカ・姉御肌タイプ。

B先生は・・・演奏活動の傍ら教室を開いている、留学経験を持つ先生。コツでも秘策でも何でも教えてあげます、1回のレッスンでよそのレッスンの5回~10回分の内容です、とのこと。体験レッスンでは椅子の座り方、指の置き方、音の出し方を丁寧に指導してくれました。(てゆーか、私全然基本が出来てなかったのね(汗 ショック)

上手になって難しい曲が弾けるようになったりしたらすごいなあ・・・とは思うものの、そこまで本当に練習なんて出来るんだろうかという不安もあり。A先生だったら上達させてくれそうな気が十分するんだけど、私はそこまでピアノを頑張りたいのか?と自分の心に訊いてみると、なんだかそうじゃないみたい・・。
それよりたとえブルグミューラー級の曲であっても、B先生の体験レッスンで生まれて初めて出せたような綺麗な音で弾ければ素敵。

2週間ほどうんうん唸りながら考え抜いてようやく上記のような結論を出し、B先生に教わることにしました。それと、姉御肌な人は嫌いじゃないんですけど少し苦手なところもありまして・・。
B先生の宣伝文句、一抹の不安もあったんですけどね。ちょっと怪しい通販みたいじゃないですか?
まあ、いいかな。本当に怪しかったらまた変えれば。なんて思いつつ・・
先日初めてのレッスンを受けて参りました。

長くなったので続きはまた・・・


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行くことを決めた時から始まっている [日常]

更新が滞っている間に既に6月です。
日常的にはそうでもないのですが、ここにきてサイドメニューのまっさらなカレンダーを見ると、「うわー大分経ったんだなあ」と実感します。

突然ですが、明後日から2週間程ヨーロッパに旅行に行きます。
ロンドン、ウィーン、ザルツブルク、ミュンヘン、レーゲンスブルクを回ってくる予定です。
メインテーマは一応モーツァルト生誕250周年記念なんですね。
こういう記念的な年に、その地に旅をするのって初めてのことなのでとても楽しみです♪
それに、ぜひ一度6月にヨーロッパを訪れてみたかったのですけど、それも叶って幸せ♪
ジューンブライドって言う言葉があるくらいですから、お天気も良くてきっととても美しいのでしょうね。

レーゲンスブルクは鉄道路線図を見ていたら、丁度ウィーンとミュンヘンの途中あたりにあったので旅程に組み込んでみました。
あのイザークやユリウスが住んでいた街ですよね~。
あの漫画を読みながら「私にとって音楽ってなんじゃ?」などと悩んでいた若かりしころがあったので、故郷でもないのに妙に懐かしい感じが湧いてきてしまいます。

それぞれの都市ではオペラやコンサートに行く予定です。
一番期待しているのはウィーンとミュンヘンで観るオペラで、幸運にもチケットが取れて嬉しいです。
エスコートしてくれる男性でもいれば最高なんですけど。残念ながら一人旅。
あと、レーゲンスブルクでは多分、大聖堂付き合唱団のコーラスを日曜のミサの時に聴けそうです。
高校生の頃彼らの来日公演を聴きにいったことがあるのですが、とても澄んだ綺麗な歌声でした。また聴けたら幸せですv

旅行って、行くことを決意して、どこに行って何をするか、何を持っていくか(あと買ってくるか、とかも)ああだこうだと考えている時点で、既に始まっていますよね。
毎日、頭の中のどこかの部分が既に一足お先に目的地で活動しているみたいな感じです。
今回は実際に準備出来る期間が短くて、飛行機からホテルからバタバタっと予約しまくっていたせいであまり味わっている余裕はなかったですが・・・

帰ってきたら旅行記でもUP出来るといいと思います。


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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(LFJ) [ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン]

もう一月も前のことになってしまいますが、ゴールデンウィークは5月3日~6日まで連日「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」に足を運んでいました。
聴いたのは9つの有料コンサートと、数多くの無料プログラムです。
簡単なものですが、いくつかの鑑賞記を書きました。
それぞれの日付で順次UPしていくつもりです。

書きたい書きたいと思いながら中々時間が作れずにいたら、さすがに記憶が薄れてきてしまいました(汗)
待ち時間などにチラシや包装紙の裏にメモしていったものをまとめていますので、記憶違いも多分あります。

特に3つ聴いたマスタークラスが素晴らしく印象深かったので、それは独立した記事にしました。
お聴きになった方がお読みになると、この音楽家はこんなこと言ってなかったよ、ということがあるかもしれませんが、その場合誰か他の音楽家が言っていたのだろうとお思い下さいませ。
誰かが言っていたのは間違いありません。(逃)

それにしてもこのLFJ、事前には単に沢山のコンサートが集中して開かれるだけという認識だったので、この企画そのものに対しての期待感はほぼゼロに等しいものだったのですが…
今は、もう来年のフォル・ジュルネをどんな風に観て聴くかの計画を立てています。
楽しみです♪


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ガンちゃんと私 [日常]

今、左指の中指の付け根にガングリオン(愛称はガンちゃん)が出来ています。
ガングリオンは関節の周りで発生する症状で、体液が溜まり瘤のように膨らむのです。
手をよく使う人に出来るという説があるそうですが、はっきりした原因は不明みたいなんですよね。
ストレスが原因で出来るという説もあるし・・・。

大きいと数センチにもなり、感触はコリコリと硬いので骨の異常かと思ったりします。
私も最初はピアノを始めた影響による、テニスエルボーみたいなものなんじゃないかと思ってました。
大きさはマチ針の頭位です。ピアノを弾くのにも他の日常生活にも支障は全くないんですけどね。
悪いものではないので放って置いても構わないそうです。

女性に多く出る症状だそうで、私の職場にも経験者がいました。
その人は「ストレス原因説」を取っているので、ガンちゃんが出来たことを告げてから、私に同情してくれるんですよ(笑)
「色々大変でしたものねぇ」なんて言って。
そして、「ガングリオン・メイツ(略してガン友)」などというものを結成してくれました。
変なの(笑)


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弾きたいんだけど弾きにくい曲 [ピアノのレッスン]

バッハ・インベンションの6番は、私にとってものすごく弾きにくい曲です。
一体、始めてもう何ヶ月になるでしょうか(汗)
この曲をものにするのに何か良いコツはないのかなーとずっと思っているのですが・・・。
棚からぼた餅のように、どっかにコツが落ちてないかなぁ。

先生は「頑張って練習すれば絶対に弾けるようになるから」と励ましてくれたり、「どれだけ時間がかかったとしても、練習して弾けない曲なんてないのよ」とも仰いますが、正直言って、そこまでやる意味が私にあるんでしょうか?
プロのピアニストを目指している訳でもないのに、これってそんなに重要なのー。愚痴りたくなってきます。

だけど、自分からギブアップを宣言するのは性格上我慢ならないんですね。
非言語的な形での宣言は何度かしてるんですけどね~。
そんな訳で今日も練習してます。

そしたら、なんだかちょっとマシになってきたみたいで、びっくりしてます。
しかも左右両方のメロディーや音色がちゃんと耳で捉えられてきたのです。
やはり時間かけたからなの??
嬉しいけど、同時にこれから先もこんなに時間かけなくてはいけないのかと思うと・・・。

「月光」の方は、1ページ目は止まったりしないで、流れに乗って弾ける様になってきました。
しかし、指がつりそうです。
オクターヴおさえたままの音型を繰り返すのは、想像していたよりもきつい。
弾いてると右腕の外側がピリピリいうのよね。あまり長時間やらない方がいいのかもしれません(汗)
ガンちゃんが大きくなっても嫌だし。
(ガンちゃんについては次項)


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