5月24日のレッスン [ピアノのレッスン]
早いものでまたレッスンの日がやって来ました。
発表会はほんの10日前のことだったのに、ものすごく昔のことみたいに感じます。
今日持って行ったのはツェルニーの10番・11番、バッハ・インベンションの6番、ソナチネの2番、そして新しい曲がベートーヴェンの「月光ソナタ」です。
ソナチネの2番はクーラウのト長調の曲なんですが、強弱や雰囲気がクルクル変わる曲です。付いていくのが大変。感触は悪くないので、うまくいきそうな気がします。
ツェルニーは調子よく上がり、一番駄目なのは相変わらずバッハです。もう訳が分からなくなりかけ・・・。
いい加減パスしたいんですが、先生は「ここまでやったんだから諦めないで頑張りましょう」と言って諦めてくれません。
「月光」は特に弾けないと思うところはないのですが、右手がオクターブ押さえないといけないところが多いのがなかなかにキツイです。
私はあまり手が大きくないので、9度がせいぜい。10度は左手は届くのですが、右手はやっとです。
この曲は最高で9度の音程が1箇所だけ出てきます。ギリギリOKですね。
まあ、あまりパーンときれいに深い音が出せそうにはないだろうなと思いますけど、一度弾いてみたい曲だったので頑張ってみましょー。
「月光」の曲名は作曲家ではなく、楽譜を出版した人が付けたのでしたっけ?
でもこの曲名から曲想を掴むとしたら、遺跡の上にかかる月が思い浮かんでくるような気がします。
あの時代、多くの旅行家や探検家達がヨーロッパやアフリカの遺跡を訪れ、その印象を絵や文章でたくさん残していますよね。
ほっぽらかしだったので、フォロ・ロマーノやスフィンクスやピラミッドも砂や草木に埋もれかけ、朽ちかけていて、寂しいんですよね。
月夜に一晩遺跡のなかで過ごした話とか、月光を浴びて白く光る石壁の描写などは、寂しさと幻想的な感じがあいまってなんともいえずロマンチック~。
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